初期胚の１子ちゃん、胚盤胞の１子ちゃんのサポーターになる。

今日は初期胚を移植する予定でしたが、結果できませんでした。

融解後の状態がよくないとのこと、培養士さんからお話がありました。
「ひとつひとつの細胞が、ぷりっとして透明感を持っていてくれたらいいんですが…」
融解された私の１子ちゃんは、くしゃっとしたままで、凍結したときのあのぷりぷりっとした感じをすっかり失っていました。
培養士さんは、はっきり言いませんでしたが、この１子ちゃんは成長を止めてしまったんだな、とわかりました。
院長先生と相談した結果、３日後に控えた胚盤胞の移植に備えて子宮に信号を送るために、この１子ちゃんをお腹に戻すことになった、と説明を受けました。
seet法の代用ですね。

お腹に戻したところで、けして育たない初期胚の１子ちゃん。
この子が、胚盤胞移植の際の助けになるように。いい刺激を与えてくれますように。
培養士さんが祈るようにそう言ってくれました。
移植としての費用はいただきません、と言われていたのですが、移植するときとまったく同じ手順を踏んでもらったので、なんだか申し訳なかったです。

この子はきっともう生きていないんだろうけど。
火曜日に移植する１子ちゃんの、ベストサポーターになってくれるといいな。

【本日のお支払い】
再診料　　　
血液検査　　　　合計　5,000円

治療費全合計　　1,712,460円