40歳になっちゃった!結婚7年目、2012年2月から不妊治療を始めました。
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手術から6日経って~稽留流産手術(子宮内容摘出術)のこと~
もし、もしも、もしも。
残念ながら同じように手術を控えた方がいらっしゃったら、こんなにビビりで痛がりの私でも乗り越えられたという経験談を読んで、少しでもお力になれたらいいなと思って、怖くて怖くて逃げ出したかった、流産の手術についてまとめます。(注:長文です)
流産のことなのであまり明るい話ではないし、生々しい表現も出てくると思いますので、抵抗のある方は読まずに引き返してくださいね。
手術前日は、怖くて緊張しすぎてほとんど眠れませんでした。
まるでテストが嫌で逃げ出したい子供のように、お腹が痛くて眠れず…結局、2時間ほど眠れたかな?って感じです。
今回は、総合病院での日帰り手術でしたが、必ず家族の付き添いが必要でした。
不妊治療を打ち明けている義母が付き添いたがっていましたが、そんなの気を使ってしまって逆に落ち着かないじゃないか…!
それにやっぱり、私とダーリンのことだし、2人で乗り越えたい気持ちが強かったというのもあって、ダーリンになんとか仕事を休んでもらって、義母の付き添いは断りました。
朝は8時までに軽食ならOKとのことだったので、カロリーメイトのゼリーを食べ(飲み?)ました。水分は深夜0時以降は摂っていません。この辺りは、病院によって指示は異なるようですね。それでも、手術前にはお腹が空いてしまいましたが…
そんなこんなで、当日の流れを以下にまとめます。※ここからも長いです…(;´∀`)
◆午前10時 診察
子宮内を再度確認してラミセル(1本)を入れる
以前検査のとき、ラミナリアを入れた途端、激痛のあまり気を失ったことのある私ですが、今回はまったく痛みを感じませんでした。入れるときに先生が「チクっとしますよー」と言ってくれましたが、それすらもわからず、本当に入っているか不安になるぐらいでした。
◆午前10時半 病室
看護師さんから今日の予定の説明を受け、今までの病歴などを聞かれる
手術着に着替えて点滴開始。ラミセルが膨らんで子宮口が開くまでひたすらベッドで寝て待ちます。痛みはありませんでした。昨夜の寝不足がたたって、1時間半ぐらいぐうぐう寝ました。
◆午前13時45分 手術室へ移動
ブドウ糖の点滴に抗生物質が加わり手術準備をする
手術台の上で心電図用の電極をつけ、手も足も開いた状態で固定されました。まず点滴に麻酔の副作用を抑える薬が入れられて、点滴の針の辺りがぴりぴりとしました。そして続けて静脈麻酔が入れられましたが、これが結構痛かった…「めっちゃビリビリするなー入ってるなー」と思ったのも数秒で、すぐにぐわんと視界が歪み、意識がなくなりました。
◆何時か不明…ほんのり意識が戻り始める
おそらく、処置の最中というか、終わりかけに目が覚める
視界がぼんやりしてきて、なんとか重いまぶたを押し上げると、天井らしきものが見えました。とはいえ、意識は混濁していて、何が見えているのか認識するのにずいぶん時間がかかりました。
その間はずっと、お腹の中をぐるぐるかき回されているような感覚がしていて、痛みをはっきり感じていたわけではないですが不快感はあって、うーんうーんと唸っていたと思います。固定された手と足を外そうと身をよじった気もしますが、実際動いていたかはわかりませんし、声も出ていたかはわかりません。
その直後、「ベッドに移動してくださーい。はい、もう少しです、もう少し」という看護師さんの声が聞こえたので、どうやら手術が終わって移動するところのようでした。
ということは、さっきお腹をぐるぐるかき回していたような感覚はだいぶ前のことなのか、いやいや夢だったのか…はっきり覚えているわけじゃないので今となってはよくわかりません。
そのあとは、とにかくお腹が痛くて痛くて、子供みたいにずーっと「いたぁあい、痛いー」と言い続けていたのを覚えています。恥ずかしい。。。
◆病室で目覚める
手術開始から約30分後、入院部屋に戻る
まだ朦朧としていて、自分がどんな体勢で寝ているのかもわからず、ひたすらお腹が痛かったです。「痛いーいたいーいたたぁあい」と、ひたすら言い続けていたのを覚えています。ダーリンが「終わったよ、頑張ったね、お疲れ様」と言いながら肩をぽんぽん叩いてくれているのがわかりました。
5~10分ぐらい唸っていたでしょうか、看護師さんが痛み止めの座薬を入れてくれて、その後さらに5~10分ぐらいで痛みがすーっと引いて楽になりました。
その頃にやっと意識がはっきりしてきて、痛い痛いと騒いでいた自分が恥ずかしくなりました…後の祭りですが。
◆その後は20~30分おきに出血状態を確認される
手術用の紙パンツをはいてナプキンをつけていたので、看護師さんがおしめを替えるようにぱぱっと開いて出血をチェック、新しいナプキンに取り替えるという作業をしてくれました。
3回目ぐらいから意識がはっきりしてきた感じです。
◆午後4時半に退院診察
ちゃんと自分で歩ける&おしっこができるを確認し、退院のための診察
生理1日目程度の出血はありましたが、座薬のおかげでお腹の痛みもなく、無事排尿できました。内診をしてもらうと「入り口に出血がありますので、今ちょっと出しますねー」という先生の声。えっ…何々?ここで掻き出すってこと?と、一瞬青ざめました…なにやら機械で膣を広げられて固定され、細い棒のようなものでカキカキしている感覚はありましたが、ちょっと違和感があるぐらいで、痛みはほとんど感じませんでした。鎮痛剤の座薬を入れていたせいかも。
◆午後17時すぎ
病室に戻ってお薬をもらい、次回の診察予約を受け取って、長い長い1日が終わりました。
注意事項は、
・1週間後の診察までは、湯船に入らずシャワーだけにすること
・生理が2回くるまでは避妊すること
・手術当日は安静に過ごし、あとは普通の生活をしてかまいません、ということでした。
手術が終わった今、ほっとしています。
ただ、どこか喪失感というか、虚無感というか。そんな気持ちはあります。
今は今後の治療のことも考えられませんが、2~3周期は治療お休みとなるので、その間にゆっくり考えたいと思います。

残念ながら同じように手術を控えた方がいらっしゃったら、こんなにビビりで痛がりの私でも乗り越えられたという経験談を読んで、少しでもお力になれたらいいなと思って、怖くて怖くて逃げ出したかった、流産の手術についてまとめます。(注:長文です)
流産のことなのであまり明るい話ではないし、生々しい表現も出てくると思いますので、抵抗のある方は読まずに引き返してくださいね。
手術前日は、怖くて緊張しすぎてほとんど眠れませんでした。
まるでテストが嫌で逃げ出したい子供のように、お腹が痛くて眠れず…結局、2時間ほど眠れたかな?って感じです。
今回は、総合病院での日帰り手術でしたが、必ず家族の付き添いが必要でした。
不妊治療を打ち明けている義母が付き添いたがっていましたが、そんなの気を使ってしまって逆に落ち着かないじゃないか…!
それにやっぱり、私とダーリンのことだし、2人で乗り越えたい気持ちが強かったというのもあって、ダーリンになんとか仕事を休んでもらって、義母の付き添いは断りました。
朝は8時までに軽食ならOKとのことだったので、カロリーメイトのゼリーを食べ(飲み?)ました。水分は深夜0時以降は摂っていません。この辺りは、病院によって指示は異なるようですね。それでも、手術前にはお腹が空いてしまいましたが…
そんなこんなで、当日の流れを以下にまとめます。※ここからも長いです…(;´∀`)
◆午前10時 診察
子宮内を再度確認してラミセル(1本)を入れる
以前検査のとき、ラミナリアを入れた途端、激痛のあまり気を失ったことのある私ですが、今回はまったく痛みを感じませんでした。入れるときに先生が「チクっとしますよー」と言ってくれましたが、それすらもわからず、本当に入っているか不安になるぐらいでした。
◆午前10時半 病室
看護師さんから今日の予定の説明を受け、今までの病歴などを聞かれる
手術着に着替えて点滴開始。ラミセルが膨らんで子宮口が開くまでひたすらベッドで寝て待ちます。痛みはありませんでした。昨夜の寝不足がたたって、1時間半ぐらいぐうぐう寝ました。
◆午前13時45分 手術室へ移動
ブドウ糖の点滴に抗生物質が加わり手術準備をする
手術台の上で心電図用の電極をつけ、手も足も開いた状態で固定されました。まず点滴に麻酔の副作用を抑える薬が入れられて、点滴の針の辺りがぴりぴりとしました。そして続けて静脈麻酔が入れられましたが、これが結構痛かった…「めっちゃビリビリするなー入ってるなー」と思ったのも数秒で、すぐにぐわんと視界が歪み、意識がなくなりました。
◆何時か不明…ほんのり意識が戻り始める
おそらく、処置の最中というか、終わりかけに目が覚める
視界がぼんやりしてきて、なんとか重いまぶたを押し上げると、天井らしきものが見えました。とはいえ、意識は混濁していて、何が見えているのか認識するのにずいぶん時間がかかりました。
その間はずっと、お腹の中をぐるぐるかき回されているような感覚がしていて、痛みをはっきり感じていたわけではないですが不快感はあって、うーんうーんと唸っていたと思います。固定された手と足を外そうと身をよじった気もしますが、実際動いていたかはわかりませんし、声も出ていたかはわかりません。
その直後、「ベッドに移動してくださーい。はい、もう少しです、もう少し」という看護師さんの声が聞こえたので、どうやら手術が終わって移動するところのようでした。
ということは、さっきお腹をぐるぐるかき回していたような感覚はだいぶ前のことなのか、いやいや夢だったのか…はっきり覚えているわけじゃないので今となってはよくわかりません。
そのあとは、とにかくお腹が痛くて痛くて、子供みたいにずーっと「いたぁあい、痛いー」と言い続けていたのを覚えています。恥ずかしい。。。
◆病室で目覚める
手術開始から約30分後、入院部屋に戻る
まだ朦朧としていて、自分がどんな体勢で寝ているのかもわからず、ひたすらお腹が痛かったです。「痛いーいたいーいたたぁあい」と、ひたすら言い続けていたのを覚えています。ダーリンが「終わったよ、頑張ったね、お疲れ様」と言いながら肩をぽんぽん叩いてくれているのがわかりました。
5~10分ぐらい唸っていたでしょうか、看護師さんが痛み止めの座薬を入れてくれて、その後さらに5~10分ぐらいで痛みがすーっと引いて楽になりました。
その頃にやっと意識がはっきりしてきて、痛い痛いと騒いでいた自分が恥ずかしくなりました…後の祭りですが。
◆その後は20~30分おきに出血状態を確認される
手術用の紙パンツをはいてナプキンをつけていたので、看護師さんがおしめを替えるようにぱぱっと開いて出血をチェック、新しいナプキンに取り替えるという作業をしてくれました。
3回目ぐらいから意識がはっきりしてきた感じです。
◆午後4時半に退院診察
ちゃんと自分で歩ける&おしっこができるを確認し、退院のための診察
生理1日目程度の出血はありましたが、座薬のおかげでお腹の痛みもなく、無事排尿できました。内診をしてもらうと「入り口に出血がありますので、今ちょっと出しますねー」という先生の声。えっ…何々?ここで掻き出すってこと?と、一瞬青ざめました…なにやら機械で膣を広げられて固定され、細い棒のようなものでカキカキしている感覚はありましたが、ちょっと違和感があるぐらいで、痛みはほとんど感じませんでした。鎮痛剤の座薬を入れていたせいかも。
◆午後17時すぎ
病室に戻ってお薬をもらい、次回の診察予約を受け取って、長い長い1日が終わりました。
注意事項は、
・1週間後の診察までは、湯船に入らずシャワーだけにすること
・生理が2回くるまでは避妊すること
・手術当日は安静に過ごし、あとは普通の生活をしてかまいません、ということでした。
手術が終わった今、ほっとしています。
ただ、どこか喪失感というか、虚無感というか。そんな気持ちはあります。
今は今後の治療のことも考えられませんが、2~3周期は治療お休みとなるので、その間にゆっくり考えたいと思います。


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その後、体調はいかがでしょうか。
私は、36歳です。IVH、新鮮胚移植後、繋留流産で手術を来週に予定しています。
なんとも不安で、ネットを徘徊していた時に、このブログを読ませていただきました。
おつらい体験だったでしょうに、こうして書いてくださって、私もがんばって手術を受けてこようという気持ちになりました。
本当にありがとうございます。
お返事が遅くなって本当にごめんなさい。
その後、お体の調子はいかがですか。
お辛い時期なのに、コメントしてくださってありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てたのかと思うと私の経験も悪くなかったなと思います。
私の方は、手術からもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
手術後の体調なども記事にできたらよかったのですが、あの頃はそういう気持ちになれませんでした。
当時ささくれだっていた気持ちも、今はだいぶ穏やかになりました。
もう少しだけ頑張ろうと思います。
えりさん、今はどうか無理せずご自愛くださいね。