少し落ち着きました

一昨日、9/1(土)に、陰性の判定を受けてから、色々考えました。
これまでは、タイミング１回、人工授精１回、凍結融解胚盤胞移植で１回。３回とも陰性でした。４回目の今回は、二段階移植でしたが陰性判定。
そんなに簡単に成功するものじゃない、とわかっているので「ダメもと！ダメもと！」と言い聞かせながら病院に行ったんですが、想像以上に凹んでしまいました。
やっぱり少しは期待してた部分もあったんだなーって、我ながら欲張りを反省。

病院では大丈夫だったんですが、帰ってきてからなんだか涙が出てしまいました。悲しいとか辛いとか、具体的な感情ではなく、ぐちゃぐちゃした気持ちの整理がつかず…といった感じかな。
土曜日曜はそんなふうに、涙もろい２日間でした。

院長先生も、残念だ、と。
「子宮内部も綺麗だし、ホルモン値も問題ないし。初期胚も胚盤胞も、特に状態が悪いわけじゃない。とても良いってわけじゃないけど」
そして、
「移植してからは、お腹の中でどうなっているのか見ることはできないから、途中で成長をやめてしまったのかどうか…、着床しない原因は不明です」
と、渋い顔でした。
決定的にコレが原因です、とわからないところが不妊治療ですね。

残された凍結胚はふたつ。初期胚と、胚盤胞です。
今月最後のチャンスで、二段階移植をすることに決めました。
次回は血流をよくするお薬を増やすそうです。

「そのほか、何かやった方が良いことありますか？」
とたずねたところ、院長先生は、
「ウォーキングをすると良いとか、規則正しい生活をするとか、バランス良い食事を摂るとか。ただ、それがすべてじゃありません」
そして最後に「１番は受精卵の力ですが…」とのこと。
先生は言いませんでしたが、卵子の老化、これが１番の問題なんだなと、改めて痛感しました。

二回目の二段階移植に向けて、ただいま生理待ちです。
でも実は、ウォーキングも規則正しい生活も、バランス良い食事も、明日から仕事に復帰するのであんまり自信がありません。

不妊治療を始めてから、ずーーーーーーーーっと悩んできたことのひとつに、仕事をどうするか、という問題がありました。職場には不妊治療を打ち明けて、全面的に協力してもらっていますが、もう限界だな、と。
フルタイム正社員、というのは魅力的ですが、その責任は軽いものではないので、同僚に迷惑をかけ続けてきたこの数ヶ月間、感謝しながらも申し訳なくて辛かったです。
治療が進むにつれて気持ちの整理が上手くできなくなってきている、というのもあります。
もう、仕事は辞めようと思います。
治療に集中するためには、お金も時間も必要で、天秤にかけたところで答えがでるわけじゃなく不安はいっぱいありますが、現状では心が先に押し潰されそうなので、決めました。
前向きに、目標を持って舵を切りなおしたいと思います。

はー。すっきりした。


明日は久々の出社です。
今まで迷惑かけ続けた職場の皆のためにも、辞める日まで頑張ろうと思います。
あとは、できる限り規則正しい生活を。意識します。
　

【昨日のお支払い】
再診料
妊娠検査　　　　　　　　合計　10,140円

治療費全合計　992,570円