仕事のこと

ここでも何度か話してますが、私は今、フルタイム勤務です。
日によって出勤時間は少し変動しますが、基本は昼出社の深夜帰りです。
先日は、もう辞めると決心してここでも宣言しましたが、いまだに働いています。
それもすべて、不妊治療に対する会社の理解と、同僚の努力と協力のおかげです。

通院は、身体にとって適切な日があるため、「次回は、〇日に来てください」と指定される上に、安易に他の日に変更することは出来ません。
最初は「検査のため」と、遅刻したり早退したりでなんとかやりくりしてきましたが、いざ体外受精が始まってしまうと、２～３日続けてお休みがほしかったり、出勤するつもりだったのに薬の副作用で体調不良だったりと、予想以上に欠勤が増えてしまいました。
忙しい中、中途半端にしか出勤できない自分が申し訳なくて心苦しくて。
もう辞める覚悟で、職場の上司や同僚に不妊治療のことを打ち明けて、長期休暇を申し出てみたところ、幸せなことに半月の休暇を認めてもらえました。それが、１回目の凍結胚移植のときのことです。

不妊治療のことを知っている上司は、「結果がどうでるかわからないものだから、結果が出たときに次のことを考えたらいい。それまではストレス溜めずに楽しく過ごすことだけを考えて」と言ってくれました。
同じく、同僚たちも「休んでいる間のことは何も心配するな。また戻ってきてくれたらいい」と、本当に感謝してもしきれません。

結果が良かった場合、私は仕事を辞めざるを得ません。
それを知っていても、応援して協力してくれる会社のメンバーには、本当に頭が下がります。

今月で３回目。
また、移植から判定日まで、休暇をもらいます。
膣座薬もあるのでフルタイム出社できないから、という理由もありますが、第一の目的は、安静に過ごすため。なので、いい結果が出て欲しい、と願う反面、働けなくなるのは申し訳ない、という気持ちもあって、実はとても複雑です。

考えても考えても、結果が出るまでは、その先のことは何もわからないので、今は何も決められません。そんな状況を理解しようとしてくれ、そして協力してくれて、応援し続けてくれる仲間に感謝の気持ちいっぱいです。自分を必要としてくれる人がいる、というのは、こんなにも心に安定と充足を与えてくれるんですね。
治療のことも仕事のことも。
今は目先のことだけを考えて、自分に出来る限りのことを精一杯しよう！と腹をくくりました。

私は、とてもとても幸せ者です。ありがとう。