これからも、夫婦ふたりで生きて行きます

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
最後の記事から、ちょうど１年…！そんなに時間が経っていたのかと驚くばかりです。
皆さまお元気でしょうか。私は元気です。

2015年の5月に、2度目のマイルド法で採卵できた初期胚を移植しましたが、判定は残念ながら陰性。
その判定日を最後に、クリニックへ通うのは止めました。
もう少し続けれていれば授かれるんじゃないか、とか、思ったりもしました。
治療途中、何度も「これでダメなら止めよう」と決めては、止められなかった３年間。
うっすらと期待しつつ、でも予想通りの陰性判定が出た瞬間に、「もう治療は止めよう」と思えました。
もう合否判定を待たなくていいと思うと、心が軽くなりました。すっきりしました。

これからも夫婦ふたりで人生を歩んでいきます。
そんなわけで、この場所はこれ以上の更新はありません。

このBlogを読んでくださった皆さまに心から感謝します。
拍手を送ってくださった皆さま、ありがとうございました。
メッセージやコメントを送ってくださった皆さま、ありがとうございました。すべて読ませていただいております。共感してくださる方がいてとても嬉しかったです。すべてにお返事ができなくてごめんなさい。
皆さまにとても励まされ支えられた３年間でした。本当にありがとうございました。

最後になりましたが。
Babyを望むすべてのご夫婦がその腕に愛しい命を抱けますよう祈っております。

局所麻酔での採卵でした

昨日の話です。
あまりに更新しなかったので、前回の記事が長くなってしまい分割しました。えへへ。


今回の採卵は、初めての局所麻酔でした。
マイルド法では、育てている卵子ちゃんの数が少ないので、静脈麻酔ではなく局所になると説明を受けていました。
今までは静脈麻酔だったので、採卵は知らないうちに終わっていました。
それが局所となるだけで「え？！局所麻酔ってどこに打つの？痛いよね、それ絶対痛いところだよね？」と超不安に…（笑
そんなビビりまくりの私を安心させるように、看護師さんが歯医者さんで抜歯するときに使う麻酔と同じだよと教えてくれました。
それがわかったところで、痛がりの私は安心できませんでしたが、自宅を出る前に痛み止めの座薬を入れてくるよう指示されてほっとしたものです。

実際体験してみると、いつ麻酔をしたのかわからなかったです。
いつものようにエコーでチェックして、膣内を消毒をして、そのあとにしばらく待っていたのは、すでに麻酔を入れていたのかな？と今になって思います。
採卵中に意識があるのは初めてでしたが、ほんの５～６分で終了しました。針を刺すような痛みはなく、卵巣が動かないようにお腹の上から押えたときが一番痛かったぐらいです。
採卵中、ちゅうっと吸い込まれる感じがしたり、終わった後しばらく下腹部に鈍痛がありましたが、あっという間に終わった印象で、体的には負担が少ないんだろうなと思いました。

怖がり＆痛がりの私でも、全然大丈夫だった！という局所麻酔での採卵でした。
これから採卵されるどなたかの参考になれば幸いです＾＾

いよいよ明日。はたして移植はできるのか？

お久しぶりになってしまいました、こんばんは。
では早速ですが、ここしばらくの治療経過をダイジェストで（笑

今回、４回目の採卵は初のマイルド法です。
プレマリンとルトラールを１２日間服用
↓
４日後にリセット
DAY 1　　
DAY 2　
DAY 3　フェマーラ服用
DAY 4　　　　〃
DAY 5　　　　〃
DAY 6　　　　〃
DAY 7　　　　〃
DAY 8　エコー診察
DAY 9　　　　〃
DAY10　フェリング150注射
DAY11　　　　〃　　　自己注射
DAY12　
DAY13　採卵（１子）
DAY14　
↑↑↑今ここ！

そしていよいよ明日、
DAY15　初期胚移植（予定）
です。

事前のエコーでは、４つの卵胞が見えましたが、実際卵子ちゃんが入っていたのはたったひとつでした。
院長先生からは「一般的に３割は空胞」と言われていたので、２～３子は採卵できるかな～なんて思っていましたが、甘かったです。まさかの７割空胞でがっかり。でもまあ年齢を考えたらそんなものか、と今は妙に納得してます。
無事に授精してくれて、無事に分割がスタートしてくれていたら、明日移植となります。
はあ、また合格発表を見に行く心境。。。
これが最後となるので、いろんな覚悟を決めています。


【拍手お礼】
たくさんの拍手と温かいメッセージを贈ってくださって、本当にありがとうございます。
＞旦那さんを深く愛している方へ
優しいお言葉をかけてくださってありがとうございます。イギリスでの進んだ技術、驚きました。不妊治療も日々進歩しているんですよね。すべての望む人の元へBABYが誕生してくれることを祈ります。
＞はじめまして、同志のあなたへ
ブログを読んでくださって、応援してくださってありがとうございます。再開した治療も、あっという間に終わりを迎えそうです。BABYを望むすべての方がその手に抱けますように。私も応援しています。

決めました

長いこと、ぐだぐだうだうだと悩んだ結果、今日から治療を再開することになりました。
今度こそ最後のチャレンジです。

今回で４回目の採卵となります。
今までの「高刺激でたくさんの卵ちゃんを育てる方法」ではなく、マイルド法で１～２子の卵ちゃんの採卵を目指します。
そして無事に育ってくれたら、凍結をせずその周期に移植することになります。
院長曰く「一番シンプルな方法」です。

春が来たら私も４１歳になってしまいます。
先日、ＴＶで不妊治療の特集がやってましたね。東尾さんと西村さん、陣内さんと益子さんが赤裸々に語っていた、あの番組です。
彼女たちの経験が自分の経験とダブってしまって、苦しいぐらいに泣きました。
うちは旦那さんがだいぶ年下なので、益子さんの思いにとても共感しました。
「私と結婚しなければ、もっと若い女性と結婚すれば、あなたは子供を授かれたのに」
これは、私がずっとずっと考えていることと一緒でした。
長男なのに家を継げる子孫を残せなくて申し訳ない、という義両親への思いも一緒です。
私は、私の子供がほしいんじゃなくて、旦那さんの子供がほしい。それが、私が治療を続けている根っこの気持ちです。

４０歳で出産に至る確率は８％。
あくまで確率であって、回数を重ねれば出産できるってわけじゃないことは百も承知。
結果がどうあれ、不妊治療から卒業する覚悟を決めて、再スタートです。

さあ。今日からプレマリンとルトラールの服用開始です。久しぶりだな。

治療を続けるか否か、答えはいまだ出ず。

悩んでいるうちに、年が明けてしまいました。
新年おめでとうございます。

治療を続けるのか辞めるのか。まだ悩んでいます。
考えれば考えるほど、マイナス思考に陥ってしまいます。辞める、と決めてはもやもやして、やっぱり続けると決めてはうじうじして…結局、どちらにも決められず、真央ちゃんの言葉を借りれば「ハーフハーフ」の気分です。
治療を辞めることは、妊娠を諦める、ということとほぼイコールになります。そう考えると寂しくて、やっぱり旦那さんの子供がほしいなあ、という気持ちがあることを思い知らされます。
でも「辞める」ことで心が軽くなる部分もあります。でもそれは楽な方を選んで逃げてるだけじゃないか、という気がして罪悪感を覚えます。
誰に対して「悪い」のか。
私のせいで子供が持てない旦那さんに対して、孫を抱けない義両親に対して、申し訳ないという気持ちがあるからかな、と自分なりに考えています。

うーん。治療を始めた頃は、こんな風に悩むとは思わなかったです。
子供が産まれたら、きっと幸せなことがたくさんあるだろうのに、それよりもリスクや苦労ばかりを想像してしまうのは、子供がいないことを正当化しようとする自己防衛本能なのかなあ、と思ったり。
目の前に分岐点のある道、その岐路に立ったまま、立ち尽くしている気分です。
なかなか決められないので、ここで宣言したいと思います。
もう一度治療するのかしないのか、どちらの道に足を踏み入れるのか、今周期で決めたい！
と思います。



以前コメントを下さった方へ
お返事が遅くなってごめんなさい。
その後、成長のんびりBABYちゃんはお元気ですか？無事に心拍が確認されて育っていることを祈っております。
治療の辞め時については、本当に悩みますよね。私も「治療は１年」と決めて始めたはずなのに、気がつけば２年が経っています。「採卵はもうしない」と決めたことも揺らいでいます。
お互いに後悔のないよう生きていきたいですね。